漫画みたいなことが起こりました。

昨日の晩、今日の明け方と大阪はものすげぇ豪雨と雷でした。
雷大嫌いな私としては死の時間だったんだけど…。

最近、お医者さんに君は割と体が弱いんだから、運動したほうがいいよと言われ、仕方なく夜お散歩に行ってるんですが、昨日も母と二人で行こうと思ったんですね。
でも、玄関出てみたら、遠くの方の空がピカッと光ってるし、ゴロゴロという音も聞こえるしで、
すぐに「行くのやめよう！」と提案したのですが「大丈夫大丈夫。あんた雷ぐらい怖がってどうすんの。言うてるだけやって」と軽く無視され、嫌だぁーと言う私にも関わらず結局行くことに。

雷が鳴ってるときに何が一番嫌かって、雷が鳴ってるときに外にいることが一番嫌です。
家に居れば何となく安心だし、誰かがいるし、みんなが出かけてる場合でもぬいぐるみがいるので、いや、この年でぬいぐるみにすがりつくのか、イタイな、とか思わないで！マジで嫌いなんです。

まぁ、そんな私ですから、
雷の鳴ってる中を歩け、と言われても恐ろしくて目開けたくないし、不規則に光る空は心臓ばっこんばっこんさせるし、そしてその心臓に相まって持病の肋間神経痛まで出てくるしで軽く呼吸困難に。

「やばい、おかん。私、死ぬかもしれん」
「あはは、何言ってんのー」

という会話を何度も繰り返し、少し遠くの公園を一周して公園を出、さぁ帰ろうと思った矢先、まず小雨が降ってきました。
「ほら降ってきたじゃん！早く帰ろうよ～…」
「こんぐらい何でもないって～」
と会話を繰り返しつつもちょっと早足で歩いてたら
ピカッ！！って光って、さすがの母も「ぎゃあああ！」と叫び声を上げ、雷よりも突然の母の叫び声に驚き、私も悲鳴を上げる始末。多分、近隣の家の人には丸聞こえだったと思われる…ご迷惑おかけしました。
で、自然と手をつなぎ、デカい雷の音にそろって悲鳴を上げる親子二人

「ば、ばばばばバカ！だから帰ろうって行ったじゃん！」
「ぎゃああ！」
「すでに聞いてねぇよこのババァ！聞けよ！」
「ちょっ、嫌、本気で怖いィィ！」
「うわ、何アンタ一人で爆走してんの！いたいけな子供置いてく気！？」
「バカ！早くおいで！走るよ！」
「走ったって雷に対しては意味ねぇよォォ！」
「打たれるよアンタ！」
「打たれるわきゃねぇだろ！離れてんだぞ！っつか、正論さえ言えなくなってんじゃねぇかぁぁ！」

と嵐の中叫ぶ親子二人
やっとの思いで家着いて、即風呂入りました。
いや、マジで死ぬかと思った。
今となってはかなりの笑い話。なんか銀魂みたいなノリだったもん…わしら。

雷鳴ってるときは極力外出ないようにしようね…